第三章 ~言わないで~

このまま言わないままでいたら、放送部崩壊ってことにもならないし、その子達は先生に怒られたり、親に怒られたりすることはない。でも、私の心はどうなの?『なんで私だけ・・・』ってずっと思ってた。たまたまバレたってだけなのに・・・。私が態度を改めて、普通に部活出来るようになるまで我慢すればいい話。私の心の中のモヤモヤは残ったまま。。私だけが重い荷物を背負ってるような感じ。私の性格的にいつかバラしてしまいそうだった。だから、私が言う前に自分で自首して欲しかった。


『とにかくうちは言うから』


放送部のある子は土下座してました。土下座してまでも親には知られたくなかったみたい。そんなんなら最初からサボらなければいい話でしょ。そりゃぁ、誘われたときにその誘惑に負けた私も悪い。ある子は『どっちでもいい』って言ってたけど、『ぁー、親に殴られるなぁ』って私のこと怖い目で見てました。
吹奏楽部の子は『これ以上こういうことがあると、部全体が動かなくなる』って言ってた。それは、普通にやばいけどね。でも、それはうちにとっては関係ないことでしょ?部活の問題なんだから。テニス部の子は『先生に怒られるのが嫌』って。誰だって怒られるのは気分が良いことではないだろうね。

私が言わなければみんなは救われる。けど、私はなんか嫌。分かんないけど、なんか苦痛。多分、私と同じ目にあうその子達を思ってただの自己満足に浸りたいんだろう。その先生に言われた通り私は『自己中心的』なんだろう。誰だって自己中だ。
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by silver_chako | 2005-02-04 22:16 | スクールライフ
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